トレイルについて

 マキノの愛発越(あらちごえ)から今津の山並を経て、朽木の三国岳へ至る80kmに及ぶ道は、日本列島の日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部にあって、東西南北の気候や植生を合わせ持つ、とても貴重な存在といえるでしょう。
トレイルを歩けば、あちこちから望むことができる琵琶湖と若狭湾は、このトレイルが中央分水嶺であることを教えてくれます。

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さらに京の都に近い歴史的風土であることが、共生の森としての個性を高め、若狭越と呼ばれる古道が、中央分水嶺を越えているのは興味深いことです。
愛発越、黒河越、粟柄越、抜土、近江坂、水坂峠、搦谷越・小原越、駒ヶ越、池河内越、木地山峠、根来坂、ナベクボ峠。
ブナ、ミズナラ、アシウスギの混生林では、木地師の時代から今日にいたるまで自然と人間の共生の営みが営々と続いてきたことは注目すべきです。

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 原生の自然を感じさせる森を歩くと、いつもだれかに励まされているようで心なごみます。
 このトレイルは、薮に埋もれていた古道やかつて使われていた山道を活かしたもので、各地で地元の人がこつこつと整備してきた登山道を5町1村の合併とともにつなぎあわせてできた、いわば高島市のシンボルです。

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 高島トレイルには、乗鞍岳、三国山・赤坂山、大谷山、大御影山、三重嶽、武奈ヶ嶽、二の谷山、行者山、駒ケ岳、百里ヶ岳、三国峠、三国岳といった山々があります。
 環境の時代の原点というべき琵琶湖水源の森から中央分水嶺に立ち、こうした名山に登りながらトレイルを歩くのは楽しく、意義深いことです。
さあ私たちといっしょに、この夢のトレイルを歩いてみませんか。

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